虫明湾を一望できる場所に平清盛の父、平忠盛が
「虫明の迫門の曙見る折ぞ都のことも忘れにけり」
と詠った絶景の場所がある。
この場所は岡山ブルーラインの途中から数分走った場所にあり、駐車場などはなく、道もカーブになっている場所で車を道路沿いに停めるしかない。トイレなどもない。ブルーラインから降りた場所にローソンがあるので、そこで準備するのが良い。
道幅もそれほど広くないので、停められても10台が限度だろうか。
「虫明の迫門の曙」という看板がその道の入口に立っているので、見逃すことはない。
絶景ポイントはこの脇道の坂なのだが、それも数十メートル程度でその奥には建物の入口があり、閉ざされているので入ることはできない。
私が訪れたときは初日の出だったが、深夜2時頃であれば確実に路肩に駐車できる。
しかし、薄明が始まる5時台では近くに停めるのは難しいかもしれない。また、日の出前にはかなりの人が来たので、確実に良い場所で見たければ早めに行くことをお勧めする。またこの時期なのでかなり寒いので、長時間外にいるなら防寒着は必須。
この場所はちょうど虫明湾を左(東)から右(南東)に向かって見渡す場所で元旦には丁度正面から日の出を見ることができる。そのため、初日の出ポイントとしてはまさに絶景。また虫明湾の牡蠣の養殖筏が雰囲気を出してくれるので写真撮影にも良いポイントだ。
ただし、撮影の場合はこのポイントには木が結構あるので、邪魔にならないポイントで撮るのであれば早めに行くしかない。
下の写真は2019年元旦の写真。この日は幸運にも太陽柱(太陽からまっすぐ光の線が延びる現象)も見られた。
撮影データ:2019/01/01 07:11
EOS6D SIGMA28mm f13 1/30秒 ISO200 色温度8800K WB B5/M6
因みに12/31の夜に撮影した星景写真はこんな感じでこれも雰囲気があります。
ただし、結構電線が邪魔なので、撮れる位置は限られる。
撮影データ:2018/12/31 20:11
EOS6D SIGMA28mm f4 30秒 ISO2500 色温度8800K WB B5/M6